ソフトBドラ1前田悠 特別育成プログラムで「実りある1カ月だった」 4月中にも実戦デビュー

[ 2024年3月1日 06:00 ]

ソフトバンク・前田悠
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 ソフトバンクのドラフト1位・前田悠伍投手(18=大阪桐蔭)が29日、春季キャンプ地・宮崎での全日程を終えて飛躍への手応えを口にした。

 特別育成プログラムが組まれ、4度のブルペン投球を行った。まだ捕手を座らせておらず、段階を踏んでの調整を進めている。自己採点は80点で「実りある1カ月だったと思います」と総括。その上で「先輩後輩という立場もありますけど、野球になれば関係ないと思うのでガツガツいくところはいきたい。誰にも負けたくないので。まずは体をつくり、レベルを上げていけば通用すると思いました」と頼もしく将来像を描いた。

 育成計画の進ちょくについて首脳陣の手応えも大きい。倉野投手コーチは「凄く順調です。筋力自体は上げなければいけないが、回復力や体のバランスはレベルが高い。何より意識が高い。向上心も強い」と評価。現状のペースであれば、4月中にも3、4軍戦で実戦デビューする見込みだ。

 チームを背負って立つエースへの成長が期待されている。千賀(メッツ)の背番号41を引き継いだ18歳が、しっかりと地固めをしながら進んでいく。 (木下 大一)

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