カブス・鈴木 オープン戦初出場で左前打 初球強振「どんどんバットを振れた」

[ 2024年2月28日 01:30 ]

オープン戦   カブス0―6ロイヤルズ ( 2024年2月26日    サプライズ )

オープン戦初出場となるロイヤルズ戦の3回、左前打を放つカブス・鈴木
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 カブス・鈴木が、敵地で行われたロイヤルズ戦で「2番・右翼」としてオープン戦初出場。2打席目に左前打を放った。

 「積極的に振っていこうという意識。それがしっかりできた」。初回はロイヤルズの先発右腕ルーゴを相手に二飛。3回は2番手右腕ダフィーの甘いスライダーを捉え、強い打球で三遊間を破った。今季初実戦に「まだふわふわしている感覚もあり、なんか変な感じがする」と苦笑いを浮かべたが、いずれも初球を強振したことに「どんどんバットを振れたことが一番良かった」と収穫を口にした。

 今キャンプではソフトバンクなどで通算2186安打の内川聖一氏から打撃指導を受け、同氏がスタンドから見守った中での快音。「あと1カ月ぐらいで開幕になる。余裕を持ちながらやって開幕してから焦るのも嫌なので、集中してやっていきたい」。昨季は日本選手の右打者最多20本塁打をマーク。3年目の今季も中軸としてさらなる期待がかかる。(柳原 直之)

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