広島・大瀬良が初のシート打撃登板 右肘手術からの順調な回復を確認

[ 2024年2月26日 12:26 ]

広島・大瀬良
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 広島・大瀬良大地投手(32)が沖縄2次キャンプ最終クール4日目の26日に今春初のシート打撃登板で計23球を投げ、昨秋の右肘手術からの順調な回復を確認した。

 2三振を奪って打者4人を抑え、最速144キロを計測。「最初は探りながら入って、途中からは対打者で勝負の形に入っていけた。キャンプに入る前に“ここまでやれたらいい”と考えていたことができた」と手応えを明かした。

 特に2人目に迎えた堂林とは本番さながらの対決だった。カーブと直球で空振りを奪って4球目からは4球連続のファウル。最後の8球目には投げる予定がなかったフォークを解禁して空振り三振に仕留めた。

 「いろんなボールを投げてファウルが増えた。フォークで三振を取りたい…というところでサク(坂倉)がサインを出してくれた。いい勝負ができた」

 今月7日に本格的な投球練習を再開してから後退や停滞なく、順調に階段を上がった。今後は首脳陣と相談しながら実戦登板のスケジュールを立てる見通し。

 「明日の体の反応を見て問題がなければ。しっかりローテに入って戦っていける準備をしてきたい。体ではなく結果を残すための準備を」。開幕から先発陣の一翼を担うため次の段階を見据えた。

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