阪神・才木、3回2失点も収穫!あえて変化球連投「感触は良かった」打者の反応見ながら持ち球チェック

[ 2024年2月26日 05:15 ]

オープン戦   阪神1―4中日 ( 2024年2月25日    北谷 )

<中・神>阪神・才木(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 先発した阪神・才木は3回2失点の結果よりも同一リーグを相手に自分の現在位置を確認することに主眼を置いた。「真っすぐやフォークの感じは悪くなかった。これで抑えても、何の収穫にもならない」と捕手の坂本と話し合い、変化球をあえて続けるなど本番とは違う配球で打者の反応を試した。

 初回、先頭の尾田を直球で追い込み、フォークで空振り三振に決める鉄板パターンに手応えをつかむと、あとは応用テスト。3回2死一、三塁では細川に変化球を続けて左前適時打されたが、これも投球の幅を広げるための試みだった。

 「カーブとかスライダーのストライク率もだいぶん高かったし、感触は良かった。失点もあったけど、試せたからこそ。今は結果は気にしてない」と収穫を強調。開幕ローテーションはしっかり視野に入れた。(鈴木 光)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月26日のニュース