阪神・湯浅 1軍生き残りへ勝負の2戦「しっかり結果が出せるように」23日巨人戦から中1日で中日戦へ

[ 2024年2月23日 05:15 ]

<阪神宜野座キャンプ>ブルペンで力投する湯浅(撮影・岸 良祐)
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 1軍生き残りへ“勝負の2戦”だ。阪神・湯浅が23日の巨人戦(那覇)から中1日で25日の中日戦(北谷)にも登板することが濃厚になった。今キャンプでは、岡田監督から厳しい言葉も浴びせられた右腕が、巻き返しへギアを上げる。

 「今やっていること、まだ試しながらやる中でしっかり結果が出せるように。いい感覚で投げられるように」

 1月の米国自主トレを経て着手しているショートアーム気味の腕の振りと、上げた左足を止めない新フォームを土台に、今キャンプでは試行錯誤を繰り返す。特に左足に関しては前クールでも「なかなか難しくて…」と本音を吐露。今季初のオープン戦登板も「(巨人に)逆に今見せてシーズン中に変えるっていう方法もある。その上でどう抑えるか」と24年型フォームの完成を目指す過程であることを強調した。

 11日の紅白戦後には岡田監督から「あかんやろ。ブルペンでも全然いってないやん。ストレートとか」と酷評された。リリーフ陣は好調な投手が多く、22年に59試合、43ホールドを挙げた男も結果が伴わなければ脱落しかねないハイレベルな状況。25日の中日戦もスタンバイ予定で、オープン戦3連戦中2度ある登板機会をきっかけに上昇モードに入る。(遠藤 礼)

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