オリックス・東「食い込ませる」新ツーシーム導入、シュート軌道を意識して特訓中

[ 2024年2月21日 05:20 ]

ライブBPに登板したオリックス・東
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 オリックス・東が新ツーシーム導入への意欲を明かした。

 「僕のツーシームは(縦に)落ちるやつなんですけど、それを今度からシンカーって呼んで、横に曲がるのをツーシームと呼ぼうかなと。食い込ませる意味で、横曲がりの方をもうちょっとしっかり投げられるように意識してやっています」

 従来の握り方のまま「もうちょっと抜けてもいいぐらいの気持ち」でシュート軌道を意識して特訓中。「落ちるというより食い込ませる方が打者として嫌なのかなという場面もある。あって損はない」。右打者の内角に突く新球でゴロ併殺をほしい場面などで投球の幅を広げる狙いだ。

 第5クール初日の20日はライブBP(実戦形式の打撃練習)に今春初登板。初の実戦形式で「自分のチームの打者には怖くてちょっと投げられない」と新球の試投は見送った。野口ら打者4人に5球ずつを投げて最速150キロを計測するなど安打性2本。「思った以上に球速も出ていた。試合でも投げられる感じはつかめた。(ツーシームは)練習試合とかで試せたら」。宮城、山下、田嶋とともに先発4本柱として期待される7年目の春。本番へ順調な調整を印象づけた。(阪井 日向)

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