ドジャース・山本由伸 安打性は1本のみ 初ライブBPで圧巻の28球 自己採点は「85点」

[ 2024年2月18日 03:56 ]

<ドジャースキャンプ>ライブBPに登板する山本(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が17日(日本時間18日)、アリゾナ州グレンデールでの全体キャンプ4日目(バッテリー組を含めると9日目)に、メジャー初となるライブBPに登板した。

 ムーキー・ベッツ内野手(31)、フレディ・フリーマン内野手(34)のMVPコンビに、ゴールドグラブ賞5度受賞のベテラン、ジェイソン・ヘイワード外野手(34)、レイズから移籍の右打者、マニュエル・マーゴット外野手(29)ら6人と対戦。28球を投げ安打性の打球はベッツの詰まった当たり1本という圧巻の投球内容。真剣勝負ではないものの、フリーマン、ヘイワードらから3つの見逃し三振も奪った。最速は「155キロくらい」(山本)だった。

 登板後、“対戦”を見ていたドジャースファンからは拍手がわき起こった。「集中して投げられた。思ったより良かった。(メジャーを代表する選手に投げて)幸せ。ありがたいですね」と話した山本は、投球の自己採点を「85点くらい」とした。「もっと精度を上げたい」と今後の課題を口にすることも忘れなかった。

 既に今キャンプでは3度のブルペン投球を行っていた山本の初のライブBPを巡っては、大谷翔平投手(29)との対戦に期待が寄せられていた。だが、大谷が前日にライブBPに入る時期について「Next week(来週)」と語ったため、“夢対決”は来週以降に持ち越しとなっていた。

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