パドレスの松井は常に笑顔 通訳を介さず自分の言葉で対話 応援したくなる選手

[ 2024年2月18日 02:30 ]

実戦形式の登板に向かうパドレス・松井
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 まだまだ不慣れなことや不安も多いはずなのに、パドレスの松井は常に笑顔だ。先輩のダルビッシュも「いつも笑顔でみんなに近寄ってコミュニケーションを取る。ずっとこのチームにいるみたい」と笑う。

 キャンプ初日の取材対応で英語、スペイン語、韓国語も披露した左腕は、この日も通訳を介さずに積極的に周囲と対話。ライブBPで対戦したボガーツには17年のWBCにともに出場していたことを英語で伝えた。オランダ代表だったボガーツと対戦した際は二塁・菊池の好守で凡打に。ボガーツからは「(投手は)お前だったか!ヒット1本、損したよ」と笑顔で返された。

 たとえ未熟でも自分の言葉で話すことが米国で受け入れられる大きな要素。もちろん報道陣との関係も良好。応援したくなる選手だ。(MLB担当 笹田幸嗣通信員)

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