阪神・岩崎　虎投の底上げへ“嫌われ役”も買って出る「ガラッと変わらないといけない選手もいる」

ブルペンで笑顔を見せる阪神・岩崎（撮影・北條　貴史）
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　【虎番アレコレ24　八木　勇磨】2週間強の具志川調整を終え、守護神が宜野座に降臨した。昨季のセーブ王、阪神・岩崎が1軍に合流。詰めかけた虎党からも熱烈な歓迎を受けた。早速ブルペンで60球の熱投を披露。淡々と投げ込む姿からは充実感が漂う。

　「コンディショニングを最優先にやる。離脱となれば、チームに迷惑をかけてしまう。一年間しっかりやる」

　穏やかに言葉を並べた左腕の口調が少しだけ熱くなったのが、具志川で接した後輩投手に話が及んだ時だ。「めっちゃ厳しく言うことはなかったですけど、ガラッと変わらないといけない選手もいる」。気付いた点は積極的に本人に伝えた。それも全て、虎投の底上げへとつなげるため。今季の岩崎は“嫌われ役”も買って出る。