阪神・ゲラはスモール野球対策バッチリ　岡田監督ベタ褒め「うまいなあ」投内連係で抜群センス披露

軽快な動きを見せたゲラ（撮影・須田　麻祐子）
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　阪神の新助っ人右腕ゲラは日本のスモールベースボール対応もバッチリだ。投内連係で挟殺プレー、バント処理、バントシフトに絡むサインプレーなどをそつなくこなし、遊撃手としてメジャーに昇格したセンスを披露した。

　「何でもそうだが、しっかり準備ができていれば決して難しいことではない。準備をしたからうまくできたと思う」

　評判のフィールディングの良さを目の当たりにした岡田監督は「うまいなあ。元ショートやな。スローイングもピックオフプレーも、けん制もうまいもん。クイックとかでも内野をやっていたから速いし。別に注文をつけるところはないよな」とべた褒めした。

　この日はブルペンで45球の投球練習。直球に加えてカットボール、スライダーもイメージ通りに仕上がっているようで「今までで一番いいくらい、いい球がいっていた。強い球が投げられていた」と声を弾ませ、「もう1回くらいブルペンに入ったら、BP（打撃投手）をしようと思っている」。次は投球で周囲を驚かせそうだ。