オリオールズの守護神バティスタが右肘を再手術も25年復帰予定に変更なし 昨季AL最優秀救援投手

[ 2024年2月10日 10:52 ]

オリオールズのバティスタ
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 オリオールズのフェリックス・バティスタ投手(28)が右肘の再手術を受けたと9日(日本時間10日)、米メディアが報じた。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」のジェイク・リル記者は「バティスタは本日、右肘の剥離術と尺骨神経移植術を受けた」と自身のX(旧ツイッター)に投稿。続けて「オリオールズは、彼のトミー・ジョン回復スケジュールに変更はないと考えており、2025年シーズンには復帰できる見込みである」と記した。

 別の投稿でも「肘の瘢痕組織(傷跡)をきれいにし、神経を圧迫から解放するために移動させた。他のトミー・ジョン手術を受けた選手でもこの手術を受けたことがある」と他選手でも再手術が前例であるとし「順調に回復している」と復帰スケジュールに大きな変更がないとした。

 バティスタはオリオールズの守護神として昨季56試合で33セーブを記録。シーズン途中にアスレチックスから移籍した藤浪晋太郎らとブルペンを支え、チームの2014年以来となるア・リーグ東地区制覇に貢献。同リーグの最優秀救援投手賞「マリアノ・リベラ賞」に輝いた。

 ただ、昨秋に右肘のトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を受けたため、24年シーズンは全休し25年シーズンに復帰予定となっている。

 オリオールズはバティスタの24年全休を受け、今オフに通算417セーブを誇るクレイグ・キンブレルを獲得。ブルペン強化に努めている。

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