阪神・森下、打撃改善手応え　バックスピンの打球増「上に上がるようになってきた」

テレビ収録でロッチ・中岡（右）と対談する阪神・森下（撮影・大森　寛明）
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　阪神・森下が、打撃改善に手応えを示した。キャンプ初日の打撃練習では岡田監督から「変な打ち方をしとったな」と苦言を呈されたが、日を追うごとに良化。「だいぶ（状態は）上がってきた。試合に行っても結果を残せる感じ」とうなずいた。

　特に中堅方向への打球だ。この日の練習最後の特打では149スイングし、スライス回転だった打球が徐々に改善。自身が理想とするバックスピンの打球が多く見られたことに「（打球が）上に、上に上がるようになってきた」と手応え十分。体の中心から離れることなくバットを鋭く回転させて打つ新打法の成熟度が増してきていることを印象づけた。

　「もっとインパクトで強くいければ（打球も）乗ってくる」。好感触を手に、実戦が入ってくる第3クールに臨む。（石崎　祥平）