阪神・秋山 紅白戦登板“立候補” サバイバルの場で猛アピールへ「準備していきたい」

[ 2024年2月3日 05:15 ]

連日ブルペン入りし、調整を続ける阪神・秋山(撮影・中辻 颯太)
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 逆襲を期す阪神・秋山が、11、12日に行われる1・2軍合同の紅白戦登板に“立候補”した。

 「紅白戦で投げたい気持ちがあるので。準備していきたい」

 岡田監督も紅白戦後の選手の入れ替えを示唆しているように、若手のサバイバルの場と言える実戦で15年目右腕もアピールを狙う。手を挙げたのも、今キャンプで“好発進”の手応えがあるからだ。

 この日は初日に続いてブルペン入りし、カーブを交えて50球。うなり声をあげながら力のこもったボールを投げ込んだ。「今日は少し(上体で)かついで投げてしまいましたけど、初日から体重の乗ったボールは投げられているので」

 18年に手術した右膝の影響で近年は満足にできなかった走り込みを、オフ期間はしっかりと消化して土台はできつつある。「しっかり走れていますし、いいスタートは切れています」。過去2年は1勝に終わり、今季に懸ける思いは人一倍強い。若手に交じって特守もこなして球場を後にした背番号21には、巻き返しへの決意がにじんだ。(遠藤 礼)

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