阪神・ゲラ 来日初ブルペンで148キロ「いい集中力を持って強い球を投げられた」

[ 2024年2月3日 05:15 ]

阪神・ゲラの初ブルペン連続合成写真
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 期待の新助っ人が、そのベールを脱いだ。最速164キロ右腕の阪神・ゲラ(前レイズ)が、来日初のブルペン入り。試運転で148キロを計測し、前評判通りの球速を誇示した。

 「最初のブルペンにしては良かった。投げた感触的にも悪くなかったし、ストライクゾーンに投げるということを考えて投げたが、いい集中力を持って強い球を投げられた。悪くなかったと思う」

 岡田監督ら首脳陣に加えて多くの評論家や報道陣、虎党の視線を浴びながら、腕を振った。直球にカーブ、ツーシームも交え24球。「真っすぐが主だったが、どれも悪くなかった」。昨年は来日1年目のB・ケラーが春季キャンプでほとんどブルペン投球をしなかった過去があるだけに、「投げてくれるだけええわ(笑い)」と岡田監督を笑顔にもした。

 元遊撃手らしく、ランダムにタイミングを変えながらの投球も織り交ぜ、「いろんなタイミングとか交ぜて、変えて投げるというのは自分の背番号と一緒で問題ゼロ」と、おどけつつ器用さを誇示。契約時に岡田監督から出された“クイック習得指令”にも対応するマウンドさばきに、指揮官も「あれはうまいと思う」と評価した。

 パナマ出身の右腕は「さっき、チンジャオロースを食べておいしかった。みそラーメンも」と日本への適応能力もばっちり。シーズンではスコアボードに「0」を並べる。

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