阪神・佐藤輝 春季キャンプは三塁特守漬け! 馬場コーチ徹底指導「素人だと思って教えます」

[ 2024年2月1日 05:15 ]

全体ミーティングに参加した阪神・佐藤輝(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・佐藤輝が春季キャンプでは連日の居残り特守に励む。既に岡田監督は三塁守備の強化を指令。担当の馬場内野守備走塁コーチは特別プログラムを作成する意向を示した。

 「といっても(ノックの)数を受けないといけないでしょうね。打つ方との兼ね合いもあるし居残りかな。あとは本人がどれほどの覚悟をできているか」

 右翼から三塁に固定された昨年は、ヤクルト・村上の22失策に次いで多い20失策。「送球でも(一塁手の)大山に助けられてその数字だからね。二遊間ならわかるけど、三塁では多すぎる」と半減以下の1桁を目指す。

 本塁へ平行に構えて、三塁線の打球は下半身を動かして逆シングルでキャッチするのがセオリー。しかし左に向いて構えているためスライディング気味での捕球体勢となり長打にしてしまう。

 「足が動いていないし、今年は監督も許してくれないでしょう。素人だと思って教えますよ」

 全体練習が終わった夕刻、サブグラウンドに連れ出して基本から徹底指導。日が暮れるまで、藤本内野守備走塁コーチと2人がかりでノックの雨を降らせることになる。「(ドライブラインで)打撃改造したみたいだけど、守備の改造もしてほしいよね」。もしかしたら最後まで宜野座村野球場のグラウンドにいるかもしれない。帰る頃にはおそらくユニホームは真っ黒だろう。

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