ソフトバンク・山川「ランニング、守備は食らいついていく」 復活目指す宮崎Cへ強い決意示す

[ 2024年2月1日 05:00 ]

ミーティング会場に入るソフトバンク・山川(撮影・岡田 丈靖)
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 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクへ移籍した山川が1日のキャンプインを前に強い決意を表明した。

 「(練習メニューが)きついと聞いているので、びびっているというか、どんな感じなのかなと思う」と前置きしたが「与えられたメニューを一つ一つ丁寧にこなし、時間があれば自分のメニューをやる。打撃はマイペースでいける。ランニング、守備は食らいついていく」と誓った。

 プロ11年目を迎えるベテランとはいえ、チームが変わって泰然自若とはいかないようだ。「ライオンズ1年目の新人の時のキャンプは右も左も分からなかったけど、その時よりは多少、落ち着いてできるけど、落ち着いてできない(部分もある)のかなとも思います」。環境の変化についていけるのか――。期待と不安を抱え、背番号25のユニホームに袖を通すことになる。

 キャンプ地・宮崎へ向かう福岡空港で修学旅行生の集団からサイン攻めにされたが、嫌な顔一つせずペンを走らせた。生目の杜運動公園は12球団でも一、二を争うファンの多さだが「それは(日本)代表の時もそうだった。ファンが多い、少ないで自分の練習がどうなるというのはない。多いのはうれしいです」と山川。バットで快音を響かせ、スタンドを沸かせる。それがこの男の本業である。
 (福浦 健太郎)

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