DeNA・度会 ナマケヌ新人!ナマケモノお守り持参で野球に集中 初日は牧と同組で打撃練習

[ 2024年2月1日 05:30 ]

シーサーの隣でシーサーポーズを決める度会(撮影・島崎 忠彦)
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 胸の高鳴りが止まらない。DeNAのドラフト1位・度会(ENEOS)はキャンプインを前に「一番はワクワク。持ち味全開で頑張りたい」と目を輝かせ「野球で良い姿、すがすがしい姿をファンに見せたい。そしてケガなく乗りきりたい」と表情を引き締めた。

 南場智子オーナー、三浦監督らとともに沖縄入り。イタリア製のスーツ姿で宿舎で出迎えたファンからも大歓声を浴びたが、ショルダーバッグには決意が込められたグッズがぶら下がっていた。それは「ナマケモノ付きのお守り」。知人から贈られたもので「ケガなく素晴らしいキャンプだったと言えるようにっていう願い」とともに「野球だけで過ごす。そこだけに集中する」と“怠けない”という強い覚悟も込められている。

 即戦力の期待を背負う若武者は1月の新人合同自主トレでも打撃練習で150メートル弾をマーク。1日のキャンプ初日は主将の牧と同組で打撃練習を行う予定で、注目を集めることは必至だ。約1カ月の長丁場では時に壁にぶつかり、時に心身で疲労を感じることもあるだろうが「練習用のリュックに付けようと思う」というお守りに誓って手を抜かない。すっかりトレードマークとして定着している笑顔も絶やさず「元気が一番の持ち味」と言葉に力を込める。

 全体ミーティングを終えた度会は「密度の濃い時間を1カ月間やれる。今後の自分の野球人生につながると思うので、へこたれずに頑張りたい」と言った。球春到来。21歳は怠けることなく、常に向上心を持ち続ける。(大木 穂高)

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