日本ハム・レイエス 鉄拳制裁タイムだ!怪力男の愛称由来はマーベルヒーロー「ザ・シング」

[ 2024年1月31日 06:00 ]

ガッツポーズを決める日本ハムの新外国人選手(左から)ザバラ、レイエス、マーフィー、スティーブンソン(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムのフランミル・レイエス外野手(28=前ロイヤルズ)ら新外国人4選手がキャンプ地の沖縄・名護入りし、入団会見を行った。メジャー通算108本塁打の4番候補は「力強い打力を見てもらいたい。長打が自分の魅力」とアピールした。

 1メートル96、120キロの巨漢で、口ひげに眉毛にはそり込みを入れた、いかついいでたちのドミニカン。米国時代の愛称も、米マーベル映画「ファンタスティック・フォー」に登場する岩のような見た目の怪力男「ザ・シング」のスペイン語名「ラ・モーレ」だ。ただ、笑顔で「新しい呼び名が欲しい」と早くも新愛称を募集した。

 パドレスに所属した18、19年は、毎週火曜日を「日本食の日」とし、焼き魚など食べていた日本通。「ついに本物の寿司が食べられる」と胸躍らせ、今後毎週火曜日に食べるものは日本語で「ヤキニク」と陽気に笑った。

 昨年は肉体改造にも取り組み、16キロの減量に成功。1月上旬まで参加したドミニカ共和国でのウインターリーグは、出場41試合で9本塁打、34打点で2冠に輝き「状態がいいという言葉で表しきれないぐらい状態がいい」と自信を示した。

 パ軍時代の同僚・牧田和久氏、カブス時代の同僚・鈴木らに助言を受け「日本人の秩序とか教えてもらった。こういう環境の中でベストを尽くしたい」。昨季リーグ5位の464得点という得点力不足解消へ。「ザ・シング」の決めせりふの和訳が「鉄拳制裁タイム」。バットを握った“鉄拳制裁”でパ・リーグの投手たちを震え上がらせる。(田中 健人)

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