右打者封じへ 阪神・島本が新球種習得に着手 「ちょっと練習している」

[ 2024年1月26日 05:15 ]

キャッチボールする阪神・島本(撮影・平嶋 理子)
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 継投の勝ちパターン入りを狙う阪神の島本が、新球種の習得に着手していることを明かした。

 鳴尾浜球場での練習後に「今の球種で緩急を使っていくのか、もう1個球種を増やすのかを今、考えている。(新球種を)ちょっと練習しているというか」と秘策を口にした。

 主にワンポイントとして活躍した昨季は、左打者を被打率・158に抑えたのに対し、右打者には同・286と打たれた。スライダー、フォーク以外の新たな武器をキャンプで磨くプランだ。

 24日には、岡田監督からうれしいお褒めの言葉を、間接的にもらった。大阪市内での講演で「日本シリーズのMVPは島本」と発言したことを、メディアを通して知り「そう言ってもらえるのはうれしいこと。また今年頑張ろうというか、頑張らないといけない」と決意を新たにした。指揮官に評価されたのは、第4戦の同点の8回に、代打の代打で出場した右打者の安達を三ゴロに抑えた場面。その時と同じように、24年は右打者も封じる。

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