西武 ドラ1武内が必殺のツーシームを披露 斜めに鋭く落ちる変化に「自分の持ち味。武器の一つ」 

[ 2024年1月23日 14:02 ]

武内夏暉
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 西武の新人合同自主トレが23日、埼玉・所沢の球団施設で行われ、ドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)が3度目のブルペン投球を行った。

 初めて捕手を座らせて38球。カーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球も投じたが、中でも目を引いたのが斜めに落ちながら左打者の内角に食い込むツーシームだ。

 大学3年秋に習得。最初はワンシームを投げることを目指していたが、握りなどを修正するうちに現在の形に落ち着いたという。「特殊球として持ち味にしている。自分の武器の一つだし、生かしていけたら」と武内。140キロ台とスピードがあって鋭く落ちる。右打者はもちろん、内角に食い込んでくる左打者は特にやっかいだ。

 武内のツーシーム。「TAKEUCHI 2SEAM(縫い目)」で略して「T2」となる。アーノルド・シュワルツネッガー主演のSFアクション映画「ターミネーター2」の略称も「T2」だった。「ターミネーター」は「終わらせる人」などの意味。武内も必殺の「T2」で相手打者を、そして試合を終わらせるつもりだ。

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