選手会・森事務局長 人的補償「すぐにでも撤廃してほしい。起きるべくして起きた」ソフト―西武間めぐり

[ 2024年1月23日 12:04 ]

山川穂高
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 日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)の事務折衝が23日、都内で行われ、選手の肖像権などについて意見交換が行われた。

 この日の議題には挙がらなかったが、ソフトバンクと西武をめぐる人的補償の問題について、選手会の森忠仁事務局長が見解を語った。

 西武からFA移籍した山川の人的補償として28選手のプロテクトから和田が漏れたとの一部報道があり、森事務局長は「人的補償自体は撤廃してほしいというのは前から言っている。制度的なもので、起きるべくして起きたかなというのがある」と見解を語った。

 今後、2月のキャンプ地を回って、当該選手、各球団の役員に事情を聞きたいという意向も明かした。現在は「ゼロベースで」とFA制度の見直しを求めているが「こうなっちゃった以上、すぐにでもそっちは撤廃なりしてほしい」と人的補償に特化した見直しを求めた。「プロテクトについては当該球団だけではなくて、NPBも見れたりとか、第三者も見れたりとか、違反したときの罰則もあった方がいいのかなと思う」と見解を語った。

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