DeNAドラ1・度会 「イチ流調整」中堅から右方向への引っ張りにこだわり

[ 2024年1月21日 05:20 ]

フリー打撃を行う度会(撮影・島崎 忠彦)
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 とにかく引っ張る。DeNAの新人合同自主トレが行われた横須賀市の球団施設の室内練習場。ドラフト1位・度会(ENEOS)は41スイング中、38本の打球を中堅から右方向に飛ばし「今は強いスイングで強い打球を遠くに飛ばすことにこだわっている」と語った。

 社会人時代から交流のあるイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の現役時代も参考にした。同じ左打ちで打撃練習は引っ張って本塁打を量産するが、試合では広角に打つ。度会も、そんなルーティンの確立を目指しており「目標は安打も本塁打も打てる打者」と掲げる。

 前日はカブス入りが決まった今永と球団施設で顔を合わせ「(度)ライ!SNS盛り上げてるね」と声を掛けられた。「(新人を)引っ張っていけるように頑張りたい」と度会。マメだらけの手で、バットを振り続ける。(神田 佑)

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