巨人・門脇 最先端解析で進化だ 打撃フォーム数値化でスイングスピード&打撃速度向上狙う

[ 2024年1月15日 05:30 ]

鹿屋体育大での自主トレで動作解析をする巨人・門脇(本人提供)
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 巨人・門脇が、鹿児島・鹿屋体大で自主トレを公開。最先端の研究設備がそろう日本唯一の国立体育大学で、自身のスイングの「見える化」を図る。

 「自分を知りたい。ここなら全部数値化できる。どれくらいの力感なのかを自分の中で理解しておけば“この打席のこの力感はいい”というのが分かる」

 360度、16台の高性能カメラに囲まれた。動作を解析し、打席の土の下に設置された機器から地面反力も測定。細部まで打撃フォームを数値化して、自身の感覚とすり合わせるのが狙いだ。

 データ化した上で、スイングスピードと打球速度の向上を掲げる。「(打球速度を)理想は10キロぐらい上げたい」。自主トレではさまざまなボールや棒、紙風船などを使った体幹トレを中心に強化。打球速度はすでに、平均で約5キロ上昇した。

 阿部監督が遊撃のレギュラーに指名するほど守備力は一流。原前監督からは「ストロング」の称号を与えられたが、2年目の今季は最先端機器の力も借りながら打力アップに励む。(青森 正宣)

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