阪神・中野が掲げる高い目標「首位打者かなと。3割3分以上で獲りたい」

笑顔の中野（撮影・椎名　航）
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　阪神の中野拓夢内野手（27）が12日、愛知県岡崎市の「岡崎レッドダイヤスタジアム」で自主トレを公開し、今季の目標に打率3割3分以上をマークしての首位打者という高い目標を掲げた。

　「最多安打というタイトルは獲れたんですけど、その最多安打を超えるには首位打者かなと。なかなか3割打つのは難しい状況になってきてるんですけど、何とか3割クリアして3割3分以上で獲りたいなと思ってので。頑張っていきたい」

　3年目の昨季はチーム唯一のフルイニング出場を果たし、最多安打のタイトル、二塁ではゴールデングラブ賞を獲得しチームのリーグ優勝、日本一に貢献した。多忙を極めた年末年始。「地元に賞をもらったり、挨拶に行く機会も多かったので正直、休めたようで休めてない（笑い）」と苦笑いを浮かべたものの、この日も朝からランニング、キャッチボール、ティー打撃など精力的に汗を流した。　今季は選手会長として迎える1年。成績でも姿勢でもチームをけん引していく気概を示し「私生活の部分で後輩もたくさん見ていると思うので良い姿を見せられるように引っ張っていきたい」と表情を引き締めた。