DeNAドラ1度会、初の屋外―フリー打撃で柵越え7発

＜DeNA新人合同自主トレ＞フリー打撃する度会（撮影・島崎忠彦）
Photo By スポニチ

　DeNAのドラフト1位、度会隆輝外野手（21）が11日、横須賀市の球団2軍施設「DOCK」で行われた新人合同自主トレ第1クール最終日に初の屋外フリー打撃を実施。42スイングで7本の柵越えをマークした。

　気温6度。肌寒さを吹き飛ばすように、半袖姿の度会が左打席から豪快にバットを振り抜いた。「お願いします」。打撃投手にあいさつ後、ケージに入ると2スイング目に右翼ポール際に白球を運んだ。最初のセットは7スイング中2本の柵越え。第2セット以降も中堅方向に打ち分けつつ、本数を伸ばした。

　「DeNAに来てから外で初めて打ったんですけど、ホームランは結構出ていたし、いい打球が打てた。バックスクリーン方向にも打てたし、質のいい打撃ができたと思います」。“プロ初打ち”にしては本人も上々の手応えを明かした。

　この日で新人合同自主トレ第1クールが終了。「筋肉痛も残らずケアもできている。第2クールから強度は上がってくると思うけどレベルアップできるようにやりたい」。3球団競合の末、DeNA入りした社会人No.1スラッガーは、新天地でも花開こうとしている。