中畑清氏「絶好調男」の誕生は巨人の大先輩・土井正三さんの助言「俺の人生にたくさんお土産くれた」

[ 2024年1月10日 17:27 ]

中畑清氏
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 元DeNA監督の中畑清氏(70)が田尾安志氏のYouTube「TAO CHANNEL」に出演。代名詞となった「ゼッコーチョー!」のセリフは巨人の先輩・土井正三氏から教えてもらったことを明かした。

 中畑氏のプロ初安打は1977年7月31日の阪神戦(甲子園)。6回先頭で代打出場すると山本和行投手から中前打を放った。

 ところが無死一塁から次打者の土井氏が遊ゴロ併殺に倒れた。「俺の喜びは短く終わった」としょんぼりベンチに戻ると、大先輩の土井氏から「清、お前のヒット行かせなくてゴメンな…」と謝られたという。

 その後、ヒーローインタビューで叫ぶ「ゼッコーチョー!」のフレーズで“絶好調男”と人気者となった中畑氏。「この絶好調を教えてくれたのも土井さん」と明かした。

 当時の監督は長嶋茂雄氏。土井氏から「ミスター(長嶋監督)に調子どうだって聞かれたら“絶好調”って言わないと使ってもらえないよ」と教えられた。

 中畑氏は「こんな大人になりたいなと思った。色んなお土産を俺の人生にくれた」と感謝した。

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