阪神・右京 高卒3年目“新庄超え”でレギュラー獲る 二十歳の誓い「(森下に)打ち勝たないと」

[ 2024年1月8日 05:15 ]

中学時代の同級生と記念写真に納まる前川(中央)
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 阪神・前川右京外野手(20)が7日、20歳の誓いを立てた。故郷の三重県津市で開催された「二十歳のつどい(旧成人式)」に出席。今季の自身と同じ高卒3年目で飛躍を遂げた球団OB・新庄剛志(現日本ハム監督)のような活躍を思い描いた。

 「その数字を残せばレギュラーを獲れるような数字になる。そのくらい残せるのが理想」

 新庄は、高卒3年目の92年シーズンで95試合に出場し打率・278、11本塁打、46打点を残し、スター選手への階段を駆け上がった。一方で昨季、5月30日に1軍初昇格を果たした前川は、プロ初安打を記録するなど33試合で打率・255と一定の存在感を披露。ただ、8月1日以降は1軍での出番はなかった。現時点では森下が右翼のレギュラーとしては大本命で、その座を奪うためには“新庄超え”の成績も必要になる。「打ち勝たないといけない。結果を残してポジションを奪いたい」と力を込めた。

 この日は小、中学時代の仲間と旧交を温め「もう一回、頑張りたい」と決意。持ち前のフルスイングを発揮した先に、大ブレークが待つ。(石崎 祥平)

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