広島ドラ3滝田 母の遺影携え入寮「近くに居てくれると思って」3月エスコン凱旋登板を誓う

[ 2024年1月8日 05:45 ]

ドラフト当日の写真などを持参した広島ドラ3滝田(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 広島の新人8選手(育成を含む)が7日、広島県廿日市市内にある選手寮「大野寮」に入寮した。

 ドラフト3位・滝田(星槎道都大)は一昨年5月に他界した母・美智子さんの遺影を携えて入寮。3月にエスコンフィールド北海道で予定される、日本ハムとのオープン戦3連戦(12~14日)で凱旋登板を誓った。

 「母が近くに居てくれると思って置いている。ツラい時は写真を見て心を落ち着かせてやっていきたい」

 仮契約時に「お墓を建てたい」と明かした計画を着実に実行する。墓地は札幌市内に決定。地元・黒松内町の寺に安置された遺骨は雪解けの「5月か6月に」納骨する予定だ。

 入寮に際し、天国の母に「ケガに気を付けて頑張る。やるしかない」と伝えたという最速153キロ左腕。日本ハム3連戦の翌15日が卒業式だけに「行けたらと思うけど、決めるのは首脳陣。きちんとやりたい」。春季キャンプでアピールするつもりだ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月8日のニュース