元日本ハム、巨人トレーナー白水氏がソフトB・近藤父と千葉で講義「中学の部活動指導者のレベルアップを」

[ 2024年1月4日 20:18 ]

講義を行った白水直樹氏(左)と近藤氏(提供写真)
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 日本ハム、巨人で選手のトレーニングやリハビリを担当し、現在は都内のトレーニングジム「PROGRESS SPorts Performance Lab.」の代表を務める白水直樹氏が昨年12月16日に千葉市中学校冬季技術講習会で講師を務めた。

 近年の中学軟式野球界は部活動の在り方や、専門的な指導者不足が課題。侍ジャパン軟式編成委員長と日本中学生野球連盟専務理事を務める近藤義男氏は「部活動指導者のレベルを上げるための資格制度をまず千葉県からチャレンジしていきたい」と語り、その意向に賛同した白水氏が千葉県中学生野球連盟千葉支部の指導者を対象に講義を行った。

 講義内容は同ジムのトレーニング指導者育成資格LEVEL1「Skills Growth Coaching Program」で、座学の他にスクワット、ランジなどスポーツの土台となるトレーニング方法や競技への繋がりを実演指導。白水氏は「トレーニングは“鍛える”イメージが強いが、近藤健介選手や大谷翔平選手は技術練習の時だけでなく、よりシンプルな運動となるトレーニング中に重心移動の確認をしている」などと解説した。

 近藤氏は昨年3月のWBC日本代表でも活躍したソフトバンク・近藤の実父。日本ハム在籍時から白水氏を師事している近藤が「白水さんは動作分析力、指導力が別格」と父に話したことがきっかけで、今回の講義が実現した。白水氏は「中学の部活動指導者のレベルアップなど今後も輪を広げていきたいです」と語った。

 「PROGRESS Sports Performance Lab.」ホームページ
 http://progress-sports.net/

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