オリックス・中嶋監督 24年も「平野佳」で締めくくる 守護神への信頼示しつつ、「いいかげん…」

[ 2024年1月4日 05:00 ]

オリックス・平野佳
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 オリックス・中嶋監督が、今季も平野佳に抑えを任せる考えを示した。

 「もちろんいつまでも、というわけにはいかないんでしょうけれど、メンタルの部分は一番似合うのかなという気はする。9回は一番難しいところ。抑えて当たり前。10回中2回、失敗したら言われる。すごいことなんですけどね。やっぱりメンタルは大事だと思いますけど」

 平野佳は昨季42試合登板29セーブ、防御率1・13と安定した投球でチームの3連覇に貢献し、日米通算250セーブの偉業も達成した。指揮官は山崎、宇田川ら若手の成長を感じつつ「まだちょっと決め球の精度っていう部分では、かなわないかなと」と、3月で40歳を迎えるベテランを今季もメインの抑えで起用するつもりだ。

 もちろん、平野佳を脅かす投手の出現も願う。「2試合、3試合と投げられるわけじゃないと思うので、そこに関してはフレキシブルにいかないといけない部分と、まあいいかげん“俺が行きます”という選手が出てくるんじゃないですか」。次世代の守護神をめぐる争いにも注目だ。

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