ヌートバー母・久美子さん 子育て方法明かす 「絶対に買ってあげなかった」もの

[ 2023年12月19日 22:15 ]

WBC決勝<日本・米国>優勝会見を終え引き揚げるヌートバー(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として世界一に貢献したラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)の母・久美子さんが18日放送のBSテレ東「サムライの魂を持つ男」(後7・00)に出演。元日本ハムの斎藤佑樹氏(35)と対談した。

 5夜連続放送中の「BS5局共同企画 テレビが伝える“プロ野球”~あの歴史的瞬間、そして、未来へ~」の一環で、斎藤氏が渡米。ヌートバーの故郷・ロサンゼルス郊外のエル・セグンドにあるジョージ・ブレットフィールドで久美子さんと対面したほか、現地で日系人選手のルーツを探った。

 靴を脱いで揃える、食事の前に「いただきます」をする、など日本独特の文化も「近所の子にお箸の持ち方教えてあげたりしてね。みんな日本人みたいなつもりで育ててた」と自然な形で周りにも伝えていたという久美子さん。

 斎藤氏は「斎藤家は4人で絶対夕食をとっていたんです。お父さんが帰りが遅くなることがあっても4人で」と必ず家族そろって夕飯を食べていたといい、久美子さんもこれに共感。

 ヌートバー家も夕食は必ず家族全員で一緒に食べていたという。「待ってでも食べようって。やっぱりそこでコミュニケーションが取れるよね。その日にあったことを。子供たちは『今日のハイ・アンド・ロー』って言って、その日にあった良いこと、悪いことを一人ずつ言い合うとか」と会話して食事することを大事にしていた。

 また、「テレビも今の子ってみんな自分の部屋に1台ずつあるじゃない?うちは絶対に買ってあげなかった。リビングルームに1個だけだった。みんなで見るようにね。私はこれが見たいとかいろいろあるけど、そこでみんな我慢してね」とヌートバー家の子育てを明かした。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年12月19日のニュース