落合博満氏　オヤジの生き様は背中で示す　子供から尊敬されるには「正直な自分を見てもらう」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられたさまざまな質問に答えた。

　親としては“永遠のテーマ”とも言える質問。「子供から尊敬される父親になるためには、どうしたらいいと思われますか？」に落合氏は端的に答えた。

　「これは自然体に振る舞うっていうことしかないんだろうと思います」

　理由としては狙いを持って行動しても、受け取り方は相手によって異なり、狙い通りの結果を得られるとは限らない。それは親子関係であっても、変わらないから。

　「素のままの自分を子供に見てもらうっていうことで、何をやったら尊敬される、何をやったら尊敬されないっていうようなことは相手の取りようによっては、どうとでも変わるんで。正直な自分を見てもらうっていうのが一番、尊敬されるんじゃないのかなと思います」

　自身も長男・福嗣さんに背中で、父親としての生き様を示してきた。「これは人それぞれの考え方なんだろうと思いますけども、まあ自然体に振る舞って、自然体で子供と接するっていうのが一番いいことなんじゃないのかなと思います」と断言。

　「尊敬されたい父親になろうと思うこと自体が無理があるんじゃないのかなと思うんで、その辺はよくよく考えてみてください」と優しい声色で答えた。