オリックス・杉本「熱いご声援を“なにそつ”…」ファンの笑い誘って御堂筋のVパレードがスタート

＜オリックス優勝パレード＞沿道のファンにポーズを決める杉本（左）（撮影・平嶋　理子）
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　阪神とオリックスの「優勝記念パレード」が、23日午前に行われた。

　大阪会場のコースは御堂筋の北浜3交差点から新橋北交差点までの約1・7キロ。パ・リーグ3連覇を達成したオリックスの杉本はカンペを見ながらあいさつ。「みなさんの声援のおかげで3連覇を達成することができました。去年に続き、この本拠地大阪で優勝パレードできて、本当にうれしく思います。天気もよく、今日はパレード日和です。今日はみなさんと喜びを分かち合いたいと思います。来年は4連覇を目指すシーズンになりますので、より厳しい戦いになると思います」とし、「引き続き熱いご声援を“なにそつ”よろしくお願いします。今日はお集まりいただきありがとうございました」と「何卒（なにとぞ）」を確信犯的に「なにそつ」と読み、ファンの笑いを誘った。

　兵庫会場のコースは東遊園地前からフラワーロードを通ってメリケンパークまでの約2キロ。セ・リーグを制して38年ぶり日本一に上り詰めた阪神が午前にパレードした。

　午後2時からは阪神が大阪会場、オリックスが兵庫会場でパレードを行う。

　パレード費用約5億円については、21日に関西経済連合会の松本正義会長が約4億円を企業などからの協賛金で賄うとし、クラウドファンディングで獲得した1億円弱と合わせて必要額をほぼ満たす見通しとなっていた。