日本ハム・上沢　来月2日渡米　30日にもポスティング申請「向こうにいた方が…」

地元食材を使用したカヌレやチーズを食べる（左から）上沢、河野、伏見
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　メジャー移籍を目指す日本ハム・上沢が30日にもポスティング申請手続きを行い、米球団との交渉に備えて12月2日に渡米することを明かした。

　この日、北海道江別市でのイベントに河野、伏見とともに参加。今後のメジャー移籍に向けたスケジュールを明かした上で「向こう（米国）にいた方が向こうの人たちも見に来やすいし、いろいろ会って話したりもできると思う」と渡米する意図を説明した。ポスティング申請後、メジャー全30球団に契約可能選手として通知され、翌日から交渉が可能になる。

　12月中はロサンゼルスを拠点にオファーを待つ考えで、並行してトレーニングも続けていく。代理人を務めるマイク・シール氏から練習施設を紹介され「メジャーリーガーや野球選手以外も使用する施設。ウエートだけではなく、体をうまく使えるようにするトレーニングが多い。違った刺激があれば」と話した。

　同システムでメジャー入りを目指すオリックス・山本は、すでに争奪戦がスタート。上沢もその動向を注目しており「（山本）由伸が決まらないと僕は決まらないんで」と話した。夢のメジャー挑戦へ。上沢も間もなく、本格的に動き出す。（清藤　駿太）