中日選手、ファンに愛された「ラーメン専科 竜」42年の歴史に幕 田島と祖父江も最後の1杯

[ 2023年11月23日 06:00 ]

<中日自主トレ>ナゴヤ球場に隣接する「ラーメン専科・竜」で食事する田島(左)と祖父江(撮影・椎名 航)
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 長年にわたって数多くの中日選手たちの胃袋を支え、ファンからも“聖地”と愛された「ラーメン専科 竜」が22日、閉店の日を迎えた。

 店主の吉田和雄さん(81)が、ナゴヤ球場に隣接する形で1981年に開業。以来、歴代の名選手が足しげく通い、立浪監督も現役時代から愛した名店だった。

 この日も閉店を惜しむファンが開店前から長蛇の列を作り、竜戦士も続々と来店。別れのあいさつに訪れた岡林はサイン入りバットをプレゼントし、田島と祖父江は自主トレの合間に最後の味を堪能した。

 食事を終えた田島は「プロに入ってからずっとお世話になった。42年間、ドラゴンズの選手の胃袋を支えてくれた」と感謝。祖父江は「やっぱり最高でした。寂しいけど。僕がプレーしている間に(店主に)優勝を見せたい」と結果で恩返しすることを誓った。

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