阪神・門別の評価がうなぎ上り　ブルペン視察の岡田監督絶賛「今中みたいな投げ方」

ブルペンで投げ込む阪神・門別（撮影・須田　麻祐子）
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　阪神・門別の評価がうなぎ上りだ。ブルペン投球を視察した岡田監督は「今中（慎二）みたいな投げ方するもんな。軽く投げてるけどビュッとくる」と、元中日で沢村賞の受賞経験もある往年の左腕を引き合いに出した。

　高卒1年目の左腕は今中の現役時代を「分からないです」と苦笑いしつつ、「あまり全力で投げている感が出てないけど、球がきてる感じを目指している」とうなずいた。この日はプロ入り後の練習では最多となる111球。「100球超えても球の強さは変わらず投げられた」と手応えを口にした。

　来春の1軍キャンプスタートは既に内定。その先にある、来季の先発ローテーション入りに向けて「200球近く強さを落とさずに投げられたら、先発ローテでいくら球数多くなっても投げ切れると思う。それぐらいの体力はつけていきたい」と、さらなる強化を見据えた。（阪井　日向）