オリオールズGM、藤浪晋太郎の残留を熱望「彼がいてくれたら素晴らしい」「親切で知的な男だった」

オリオールズFAの藤浪
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今季途中、藤浪晋太郎（29）投手を獲得したオリオールズのマイク・エリアスGMが7日（日本時間8日）、日本メディアの取材に対応。FAになった藤浪との再契約に関し、「私たちは間違いなく興味を持っている。FAは始まったばかりだが、彼がいてくれたら素晴らしい。彼の側の人間と話し合っているよ」と残留を熱望した。

　メジャー1年目の藤浪はアスレチックスでは34試合で防御率8.57だったが、リリーフ転向とともに投球内容は向上。7月半ばにオリオールズ移籍すると、新天地では30試合で防御率4.85と成績もよくなり、チームの9年ぶりの地区優勝に貢献した。

　終盤は再び不安定な投球が増え、プレーオフの登録メンバー入りはならず。それでもエリアスGMは「彼がいてくれて素晴らしかった。親切で、知的な男だった。電撃的な右腕であり、延長で難しいセーブを挙げ、重要な勝利に貢献するなど、私たちの地区制覇を助けてくれた。印象的だった」とその働きを称賛する言葉を繰り返した。

　「（藤浪は）まだ1年目でメジャーリーグに適応していた。まだ向上できると思う」とも述べており、依然として伸びしろが残っていると見ている様子。残留に積極的に動いても不思議はなさそうだ。（スコッツデール　杉浦大介・通信員）