山本由伸の代理人「今日は話せない」も今後は「早い段階から忙しくなる」

GM会議の会場で日米メディアに対応し、筒香の今後に言及したウルフ代理人　（撮影・杉浦大介通信員）
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　ワッサーマンのジョエル・ウルフ代理人が7日（日本時間8日）、アリゾナ州スコッツデールで行われているGM会議中に日米メディアに対応したが、まだポスティング手続きが行われていないこともあり、「今日は山本のことは話せない」と、代理人を務める山本由伸投手（25）については語らなかった。

　ただ、その場で「先発投手の需要は多くのチームからある」と断言。「プレーオフが拡大されたこともあって、先発投手が必要だ。多くの優れた先発投手が（マーケットに）出ているが、みんながうまくやるだろう（＝いい契約を得る）。すべてのチームが先発投手、先発の層の厚さを必要としているからだ」と続け、FAの先発投手たちが高額契約を受け取ると予想した。

　ポスティングシステムを通じてのメジャー入りが予想される山本は今オフの目玉選手の1人。米メディアからは、1年目の日本選手では最高額となる総額2億ドル（約300億円）以上の大型契約になるという予想も出ている。

　今オフのマーケットが迅速に動くかと問われると、ウルフ代理人は「断言するのが難しい。チームは間違いなくそれを望んでいる。それぞれの選手が適切なフィットを見つけられるか次第」。ただ、「早い段階から忙しくなる」とも述べており、素早い進展があっても不思議はなさそうだ。（スコッツデール　杉浦大介・通信員）