ソフトB・王会長がリチャードを熱血指導「なんてったって和製大砲なんだから」とロマン砲の覚醒を期待

＜ソフトバンク＞リチャードに打撃指導する王球団会長（左）（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンクの王貞治球団会長（83）が7日、福岡県筑後市のファーム施設で行われている秋季キャンプでリチャード内野手（24）を打撃指導した。

　リチャードはコンディション不良のためにリハビリ組での調整を続けている。この日は室内練習場で汗を流した後、タマスタ筑後で王会長、小久保監督が見守る中、30分ほど振り込んだ。

　フリー打撃の途中、王会長は身ぶり手ぶりを交えて熱血指導。コンディション面を心配していた王会長は「なかなか調子は良かったよ。打っているところを見たら元気そうだった。来年の春（のキャンプ）までにしっかり体を治してね」と話した。

　チームは右の長距離打者がここ数年の強化ポイント。前日6日には巨人からウォーカーをトレードで獲得したばかりだが、リチャードの飛距離にほれ込んでいる王会長は「なんてったって和製大砲なんだから。彼には常時出てもらえるようなポジションについてほしい。期待は何年も大きいんだけどね」と来季こそブレークしてほしいと願っていた。