オリ・山崎福が国内FA権の申請書を提出　宣言残留も含め、DeNA、ヤクルトなどの争奪戦必至

オリックス・山崎福也
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　オリックスの山崎福也投手（31）が7日、大阪市内の球団事務所を訪れ、今季取得した国内フリーエージェント（FA）権の申請書を提出した。球団は宣言残留を認める方針の一方、DeNA、ヤクルトなど複数球団が興味を示しており、争奪戦は必至の情勢となった。

　「FA権の申請書を提出に来ました。一野球人として一度、オリックスも含めて、他球団の自分への評価を聞きたいと思いました。日本シリーズが終わって、そこですぐに決めました」

　紺のスーツ姿で取材に応じ、すっきりした表情を浮かべた。今季はキャリアハイの11勝を挙げ、リーグ3連覇に貢献。安定感のある投球に加え、非凡な打撃センスも魅力で、セ・リーグ球団の評価も高い。

　「まずは自分が一番活躍できる場所というのを一番に置いて、考えていきます」

　オリックスはすでに条件を仮提示しているものの、他球団との交渉後に再度話し合うことも視野。今オフのFA戦線の目玉の一人となる長身左腕の動向に注目が集まる。