阪神・岡田監督 大一番前に青柳を監督室へ 思い伝え「最初からもう最後7戦は青柳」投球内容を称賛

[ 2023年11月5日 22:39 ]

SMBC日本シリーズ2023第7戦   阪神7-1オリックス ( 2023年11月5日    京セラD )

<オ・神>胴上げされる岡田監督(撮影・島崎忠彦)
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 阪神は5日、「SMBC日本シリーズ2023」第7戦でオリックスに勝利し、4勝3敗で1985年以来、38年ぶり2度目の日本一を達成した。

 38年ぶりは史上3番目に長いブランクで、昭和、平成、令和と3元号をまたいだ日本一奪還は史上初。これまで日本一1回は2004年球団創設の楽天に並んで現存球団では最少タイだったが、悲願の2度目を達成した。また、今月25日に66歳を迎える岡田彰布監督は、13年楽天の星野仙一監督に並ぶ最年長での快挙となった。

 4回にノイジーが先制3ランを放ち、5回には森下、大山、ノイジーの中軸3連続適時打で加点。投げては先発の青柳が5回途中まで4安打無失点。その後も継投でしのぎ、リードを守り切った。

 試合後、岡田監督は第7戦の先発に青柳を起用したことに「いや、最初からもう最後7戦は青柳ということで」と、当初から頭にあったと言及。今秋のポストシーズン初登板ながらも、エースに大舞台を用意した心境を明かした。

 シーズン開幕戦の京セラドームで青柳を抜てき。「公式戦は青柳でスタートしたんですけれど、きょう最後もね、まあ監督室に呼んだんですけれど」と、大一番を前に監督室に呼んで、思いを伝えたことを告白。そのうえで「最初で最後は青柳でしめるということで、本当、青柳らしいピッチングしてくれたと思いますね」と、5回途中まで無失点で抑えた投球内容を称えていた。

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