日本ハム・宮西 海外FA権を行使せず残留 左肘手術乗り越えた38歳が決断

[ 2023年11月5日 03:00 ]

日本ハムの宮西
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 日本ハムの宮西尚生投手(38)が保有する海外FA権を行使せず、来季もチームに残留することが4日、分かった。過去3度の最優秀中継ぎ投手賞を受賞するなど、プロ1年目から救援一筋のベテラン。昨年9月の3度目となる左肘手術を乗り越えた不屈の男が、来季もチームでの現役続行を決断した。

 今季は31試合で1勝3敗、1セーブ13ホールド、防御率2.66。7月下旬に一度出場選手登録を抹消されるまで、チーム最多の13ホールドをマークした。昨季は入団からの連続50試合登板の記録が14年で途切れたが、野球人生を懸けて左肘を手術して臨んだ今季は完全復活を印象づけた。

 現在通算393ホールドで、同430ホールドポイントはNPB記録。前人未到の400ホールドまで残り「7」と迫り、節目の記録は育ててくれた日本ハムで達成したい、という強い思いがある。17年目の来季もチームのために腕を振る。

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