広島・九里「いい時間にしたい」　今オフも最先端の米国式ノウハウを活用

広島・九里
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　広島・九里は今オフも最先端の米国式ノウハウを取り入れ、肉体と技術のアップデートを図る意向だ。昨年末から1カ月間、自主トレに出向いた「ドライブライン・ベースボール」のスタッフが近く来日。約1週間合流し、フォームの動作解析やボールの数値測定などを受ける予定で「去年よりも質の高い部分で、いろんな話ができると思う。いい時間にしたい」と語った。

　今季は登板26試合で8勝8敗ながら、防御率2・53は自己ベスト。投球回数でもリーグトップの174回1/3を投げ抜いた。一定の成果を挙げても「まだ全然。これだ…というものはない。まだできそうなんだよな…という感じ」と、自らにさらなる上積みを期待する。渡米の予定はなく、今後はリモートで指導や助言を仰ぐ方針。向上心あふれる32歳に緩みは一切ない。