阪神・岡田監督 1勝2敗も「もう全然切り替えられるよ」 伊藤将の失策は「紙一重よ。しょうがないやん」

[ 2023年10月31日 22:50 ]

SMBC日本シリーズ2023第3戦   阪神4ー5オリックス ( 2023年10月31日    甲子園 )

日本シリーズ<神・オ(3)>試合に敗れ、厳しい表情を見せる岡田監督(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神は本拠地の地の利を生かせず競り負けてシリーズ1勝2敗と黒星が先行した。試合後、岡田監督は先発の伊藤将や復調した森下について言及。以下は一問一答。

 ―最後までバッターは集中していたが
 「そうやなあ、バント1つ、アウトにしといたらええのにのう。ゲッツー取れると思ったんやろうなあ」

 ―そこがポイント
 「そうやなあ。1点やったら、全然な平気やったけどな」

 ―守備はうまい選手だけに
 「そやろな。ゲッツー取れるボールやろうな。握れてなかったよ。こっちで見とったらな。最後、ポーンって跳ねたからな。バントが」

 ―西勇のけん制球もあったが、独特の緊張感がある
 「いやいや、緊張感というか、アウトにできると思って投げているわけやからさ」

 ―攻撃は各打者しっかり役割を
 「おーん、まあだから、そうやなあ、4点はちょっときつかったけどな。残り4イニング残っていたから、1点、2点先に返したらってなったからな」

 ―森下はいい感じになった
 「いい感じって戻ったんやろ。今までがあんなボール球ばっかり振って悪かったわけやから、ボール球を振らへんかったらちゃんと打てるんやから」

 ―森下以外も終盤は見極めができていた。
 「そら普通に攻撃ができたよ、後半はな、おーん」

 ―三回は近本の盗塁はサインか
 「そら走ったらサインやろ。そんなん勝手に走らせへんよ」

 ―あそこは仕掛けたと思うが
 「いや、あそこはって盗塁してアウトになっただけやろ。なんでそんなん全部成功せえへんやん、盗塁なんて、近本でも。アウトになっただけやん。ちょっとスタート悪かったけどなあ。やめたらよかったけどなあ、初球やったら。そんなん、お前、全部走ったら成功なんかせえへんやん」

 ―最後も惜しかった
 「最後もなあ、そらフォークが武器のピッチャーやからな、後ろはな。もうちょっとな、あそこでパッと見極めたらええけどな。そらお前、難しいよ。向こうも勝ちパターンのピッチャーが投げてるわけやから」

 ―もう勝ち負けだと言っていたが
 「いやいや、もう全然切り替えられるよ、そらもう。そうやなあ、最後こないして追い上げとけばなあ、だいぶそら、展開も違うし」

 ―改めてオリックスも粘り強い
 「そうやな、やっぱり、2戦目もやっぱりミスなあ、こっちもバント、だからちゃんとバントしてくれたら一塁アウトでもよかったんよ、結局な。そこは紙一重よ、もうしょうがないやん、それは。ゲッツー取れるボールやからな、おーん。そんなもん強引にいったあれじゃないからな、ゲッツー取れるバントになったわけやから、それは紙一重よ。もっとええバントしてくれた方が一塁でアウトになったかもわからへん。それはゲームの中でわからへんことやからな、結局は」

 ―甲子園の大歓声は
 「ずっといっぱい入ってる言うてるやんか」

 ―甲子園の声援はやはりすごい
 「いやあ、俺ら分からへん。あんま分からん。いつもそういう声援もらってるから、分かれへん、俺らは」

 ―追い上げを見たら悲観することない
 「いや、そんな全然、そら。まあ一つ追い越されたけど、また明日あるし。いや、いろいろ考えることいっぱいあるやんか。(6回)もう広岡歩かそうと思ったけどな。だから山崎を外して、(宇田川)あそこ3分の1やったからな。明日、宇田川どうするか知らんけど、1回3分の1投げたからな。(代打)T―岡田出すかなと思ったけど、まあ、そこまでやる必要ないわと思った」

 ―宗の2点打は
 「ああ、3―2になったからな。ちょっと取りにいったよな、やっぱりな、おーん」

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