元中日コーチ荒木雅博氏「(立浪)監督は3年目で結果を出さないといけない」二遊間の固定が急務と指摘

[ 2023年10月31日 16:11 ]

入団1年目の根尾(後ろ)を指導する中日コーチ時代の荒木氏
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 中日を退団した荒木雅博氏(46)が、元同僚の英智氏(47)とYouTube「野球いっかん」に出演。今年のドラフト会議で内野手を複数上位指名した意図を解説した。

 荒木氏、英智氏ともに「ピッチャーだと思っていた」という1位で、ENEOSの度会隆輝を指名した。

 抽選で度会を外し、外れ1位で亜大の右腕・草加勝投手を指名したが、ドラフト2位で津田啓史(三菱重工長崎East)、3位で辻本倫太郎(仙台大)と即戦力の内野手指名を続けた。

 荒木氏は「実際、今年二遊間固定出来ていないというのは(立浪)監督の中で強く思っているだろうし、来年3年目で結果を出さないといけない。即戦力で固定出来る人が欲しい。それが2位の津田くんなのかな」と解説した。

 そして、「これからみんなで競争になる。選ぶときに迷う」と人材が豊富に揃った二遊間の競争激化を予想した。

 英智氏は「二遊間というのはお弁当でいうと唐揚げかソーセージなのかのメーンのところ。どの組み合わせが一番おいしいお弁当になるか」と独特の表現で補足した。

 こってりしたヒレカツの隣に何を並べるかでチームも変わる。

 昨年のドラフト6位・田中幹也もケガから復帰してくる。

 荒木氏は「どういうバランスにするか」と、立浪監督の新たなチーム作りに注目した。

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