ソフトバンク・坂口直哉4軍ストレングス&コンディショニングコーチ「土台を大きく強くする」

[ 2023年10月31日 06:00 ]

ソフトバンク育成ルーキーの赤羽にアドバイスを送る坂口4軍S&Cコーチ(右)
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 31日に28歳の誕生日を迎えたソフトバンク・坂口直哉4軍S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチは、高卒の育成ルーキーを中心に指導している。基本的なトレーニングの部分を教えながら、しっかり食事を取る大切さを第一に説いている。早いうちに体づくりができてくると、技術面を追求できる時間が増える。「その必要性に気付いてやろうという話はしています。土台を大きく、強くする期間なので」と語る。

 坂口さんは中学時代に現職に興味を持ち、神戸大では野球部でプレーしながら勉強を重ねた。BCリーグの栃木でキャリアをスタート。2年間、選手と向き合う中で村田修一氏(現ロッテ打撃コーチ)や西岡剛氏(現北九州下関フェニックス選手兼任監督)がいた。「空気感も全然違う。そこを経験できてプロ野球に入れたことは、大きかったと思います」と感謝する。

 現在、筑後のファーム施設にはS&C担当が坂口さん含め5人いる。「1人の選手の動きって、こうだから、こうだよねとか。ディスカッションが自然発生的に起こるんです。そういう時間が勉強になっています」と充実した表情だった。

 ◇坂口 直哉(さかぐち・なおや)1995年(平7)10月31日生まれ、大阪府出身の28歳。桃山学院から神戸大に進学。BCリーグの栃木でコンディショニング担当を2年務める。20年からソフトバンクにスタッフとして入団。

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