Dバックス・ペルドモ　紫のカツラでリラックスムード　大谷サイン入りバットは“家宝”に!?

ワールドシリーズ第3戦前、紫のカツラを被って練習したペルドモ遊撃手（撮影・杉浦　大介通信員）
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　大リーグのワールドシリーズ（7回戦制）第3戦が30日（日本時間31日）、ダイヤモンドバックスの本拠地フェニックスで行われている。

　敵地での第2戦を制して意気上がるダイヤモンドバックスは試合前の練習中もリラックスムード。中でもペルドモ遊撃手は紫色のカツラを被ってフィールドに登場。普段通りに練習をこなした。

　ドミニカ共和国出身のメディアによると、ペルドモはこの日、かつらを被った理由は「髪の毛を紫色に染めているチームメイトのグリエルが今年、アメリカ市民権を獲得したのを祝うため」だと主張しているという。

　グリエルが米市民権を獲得したのは今年の5月。ずいぶんと前の話だが、これもポストシーズンに入ってのびのび野球で快進撃を続けるダイヤモンドバックスの若さと勢いを象徴するエピソードと言えよう。

　このペルドモは今年のオールスターに初選出。試合前、ナ・リーグのロッカーからア・リーグのクラブハウスまで大谷にバットにサインをねだりにいったことで名前を知られた。

　この日、そのバットについて問われると、「絶対に使わないよ。シーズンが終わったらドミニカの自宅に送るつもりなんだ」とまた笑顔で語っていた。（フェニックス・杉浦　大介通信員）