【ドラフト会議】ソフト3位の慶大・広瀬　幼稚舎出身初のプロ野球選手「第一人者になるんだと…」

ソフトバンクから3位指名を受けた慶大・広瀬
Photo By スポニチ

　ソフトバンクから3位指名を受けた慶大の主将・広瀬隆太内野手（22）は、神奈川県横浜市内の日吉キャンパスで会見。「ひとまず指名を受けてホッとしています。2巡目（指名）が終わった後から焦り始めたけど、ソフトバンクから3位指名していただいて光栄です。まずは両親に（感謝の気持ちを）伝えたい」と喜んだ。 【ドラフト速報】

　ソフトバンクについては「常勝軍団というイメージがあって、生え抜きも活躍して育成能力が高い印象」と話し、小久保新監督の印象については「僕と同じ右の強打者タイプ。プロ入りしたら小久保監督にいろいろアドバイスをいただけたらと思う」と語った。また、福岡の印象については「行ったことはないけど、明太子が好きなので凄く楽しみ」と話した。

　東京六大学野球でリーグ歴代5位タイの大学通算19本塁打をマークしたスラッガーは「長打力をセールスポイントにやってきたのでそこは変わらず見てほしい。（対戦相手）同世代の佐々木朗希投手と対戦してみたい。即戦力として期待されていると思うので、新人王を獲れるような活躍をしたい」と意気込みを口にした。

　小学校から慶応一筋の慶応ボーイ。幼稚舎出身の選手としては初めてのプロ野球選手となった。「幼稚舎からプロ野球選手というのは今までいないと聞いていた。僕が第一人者になるんだという気持ちがあったのでうれしい。仲間たちがいなければ指名されなかったと思うので、仲間たちに感謝の気持ちを伝えたいです」。また、高校時代に指導を受けた森林貴彦監督には「森林さんは基本的に自由にやってくれという監督で、僕自身いろいろ考えて試行錯誤してコツをつかんだ。森林さんの教えは今でも生きている」と感謝した。