【ドラフト会議】滝川二・坂井　楽天2位指名に「感謝」「則本投手に話を聞いてみたい」

楽天から2位指名を受け、仲間から胴上げされる滝川二・坂井（撮影・成瀬　徹）
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　楽天からドラフト2位指名を受けた滝川二（兵庫）の坂井陽翔投手は神戸市内の同校で「選んでもらえて、感謝しています」と話し、用意していた「感謝」と書いたサイン色紙を掲げた。「ただ、僕は選ばれることでなく、選ばれて活躍することが目標です」とプロでの飛躍を誓った。

　高校生投手ではソフトバンク1位の前田悠伍（大阪桐蔭）に次ぐ指名。「高校生は全員がライバルと思っています」と話した。

　楽天からの指名に「則本投手に話を聞いてみたい。ピンチでの心構えなど何を意識しているのか聞いてみたい」と話した。

　待機していた同級生たちにグラウンドで胴上げされた。

　最速149キロを誇る本格派右腕。甲子園出場経験こそないが、今春のU18日本代表候補の強化合宿に参加した。

　中学時代は播磨ボーイズで控え投手、外野を守っていた。「高校で負けた分、流した涙があったから成長できた。もっと練習しないといけないと思っています」。今夏の兵庫大会は準決勝で敗退した。夏以降、トレーニングジムとグラウンドで練習を続け、体重は6キロ増えて87キロになった。

　前日は「目標とされる投手になりたい。侍ジャパンやベストナインにも選ばれたいし、いつかは沢村賞も獲りたいと思っています」と話していた。