【ドラフト会議】大阪桐蔭・前田悠伍 侍入り誓う「もう1度日の丸を背負ってやりたい」 ソフトB外れ1位

[ 2023年10月26日 18:05 ]

<ドラフト 大阪桐蔭・前田> 報道陣の質問に答える大阪桐蔭・前田(撮影・大森 寛明)
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、ソフトバンクが1位で大阪桐蔭の最速148キロを誇る左腕・前田悠伍投手を指名した。日本ハム、楽天との3球団競合の末に、小久保裕紀新監督が当たりクジを引き当てて交渉権を獲得した。 ドラフト速報

 外れ1位でソフトバンクが交渉権を獲得。前田は「まずは素直にほっとしている気持ちとうれしい気持ち。ドキドキした気持ちとワクワクした気持ち両方あった」と率直な思いを明かした。

 日本ハム、楽天、ソフトバンクと3球団競合となったことに「自分がどこの球団に行くのか、ドキドキしながら、3球団も選んでいただいてうれしく思いながら見ていました」と振り返り、ソフトバンクの印象については「ベテランも若手も活躍されているバランスの取れた素晴らしいチーム。早くその一員になれたら」と語った。

 パ・リーグでプロの道を歩むことが決まったが「高校の時にプロ野球をあまり見ていない。印象はわからないけど、早く1軍に上がって活躍できたら」と青写真を描いた。小久保新監督の印象については「現役の頃も活躍されていた。素晴らしい方のもとでできるのはうれしい」とした。

 プロ入り後、対戦したい選手については「対戦したい選手と言うより、1日でも早く1軍に上がってスタートラインに立ちたい。入るまでに体づくり頑張りたい」と謙虚に答えた。また、話したい先輩には「和田選手に聞いてみたい。僕はいい選手といえば長い間活躍する選手と思っていて。和田選手にいろいろ聞いてみたい」と同じ左腕でもあるベテランの和田毅投手を挙げた。

 プロでの目標は「自分にとっても長い間活躍できる選手になることが目標。もう1度日の丸を背負ってやりたい」と侍ジャパン入りを夢見た。

 大阪桐蔭での3年間は「人としての成長1番学ばしてもらった。そういうところをプロでも生かしていきたい」と感謝し、「いろんな優勝、大舞台経験させていただいたけど、自分たちの代でとった明治神宮大会が1番印象に残っています」と思い出を振り返った。恩師の西谷監督には「技術的なこともいろいろ学んだけど、人として成長できれば野球の技術も上がって来ると言われた」と声をかけられたことを明かした。

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